つい自分の都合の良い行動や利益になる行動ばかりとってしまい、「自分はずるい性格かもしれない」と思ったことのある人は少なくありません。実は、ずるい人には、仕事をする上でメリットとなる特徴や性格が複数あります。
そこでこの記事では、ずるい人の特徴や性格、心理をもとに、向いている仕事を解説します。仕事や会社選びで重視するべき点も紹介するので、ずるい人の特徴や性格に当てはまった人は、ぜひ参考にしてください。

1.ずるい人の特徴とは|性格や心理も
「ずるい」とは、自分の得になるように、要領よく立ち回ることを意味します。ずるい人は仕事ができることも多く、出世が早いケースも珍しくありません。
以下では、ずるい人の特徴や性格、心理を解説します。
1-1.ずるい人の特徴1:損得勘定で動く
ずるい人は、利益を得るために積極的に行動したり、ずるがしこいアイデアをすぐ思いついたりします。損得の見極めも得意なので、自分にとってデメリットであると判断すれば、即座に手のひらを返すことも多いでしょう。
1-2.ずるい人の特徴2:感情を隠すのが得意
ずるい人は、本当の感情や気持ちを上手に隠します。また、感情に惑わされずに冷静な判断ができるので、ビジネスでも重宝されます。
1-3.ずるい人の特徴3:コミュニケーション能力が高い
人当たりが良く、誰とでも仲良くできるのもずるい人の特徴です。一緒にいることが自分にとって利益になる相手であれば、たとえ苦手な人でも積極的にコミュニケ-ションをとります。
1-4.ずるい人の特徴4:人によって態度を変える
ずるい人は、人によって接し方を変えます。好きな人や尊敬できる人には尽くす一方、苦手な人とは躊躇せず距離を置けるので、ストレスを感じることも少ない傾向です。
1-5.ずるい人の特徴5:情報分析能力が高い
ずるい人は情報分析能力に長けており、自分にとって得することなのかを瞬時に見極められます。また、相手の感情や顔色を分析するのも得意で、相手の喜ぶ発言や行動を積極的に取れるので、多くの人から好かれやすいでしょう。
2.ずるい人に向いてる仕事
ずるい人には、働く上で強みとなる特徴や性格が複数あります。自分に合った職業の情報を見て、適職や天職選びの参考にしてみてください。
以下では、ずるい人におすすめの職業を解説します。
2-1.ずるい人の適職1:営業
営業とは、顧客のニーズに応えるためにさまざまな提案を行いながら、会社の利益を上げるために尽力する職業です。ずるい人が営業に向いている理由は、以下の通りです。
損得勘定で動く性格がメリットになるから
営業は、基本給与とは別に、歩合やインセンティブがもらえることがほとんどです。明確な規定は会社によって異なりますが、頑張れば頑張った分だけ給料が上がり、モチベーションを上げながら働きやすい仕事です。
ずるい人は損得勘定で動くため、評価が給料に直結する営業職に就くと、高収入も目指せる人材になれるでしょう。
コミュニケーション能力が高いから
営業は、顧客に商品やサービスを購入してもらえるような説明をしなければなりません。
ずるい人は、持ち前のコミュニケーション能力で顧客との信頼関係を築き上げられることから、売れる営業マンになる可能性を秘めています。また、営業トークの間に適度な雑談を挟むこともでき、顧客の心をつかんで離さないと評判の人物にもなれるでしょう。
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2-2.ずるい人の適職2:タクシードライバー
タクシードライバー(タクシー運転手)とは、乗客とその荷物を、乗客が希望する場所へと無事に送り届ける職業です。ずるい人がタクシードライバーに向いている理由は、以下の通りです。
損得勘定で動く性格がメリットになるから
個人タクシーのドライバーは、完全に自分の裁量によって給料が決まります。また、タクシー会社に属しているドライバーも歩合制であることがほとんどで、個人の働き方によって給料が決まることも珍しくありません。また、乗客を乗せれば乗せるほど給料が上がるので、頑張りが目に見える職業でもあります。
ずるい人は損得勘定で動くので、歩合制のタクシードライバーと相性がよいです。効率を考えながら働けるので、高収入をゲットできるタクシードライバーになることも夢ではありません。
人によって態度を変える性格がメリットになるから
タクシードライバーがすべての乗客を平等に接客していては、乗客から多くの不満が出るかもしれません。
タクシーに乗っている人は、タクシードライバーに気さくに話しかけてもらいたい人と、話しかけずにそっとしておいてもらいたい人の2通りいます。そのため、雑談をするべきか否かを見極め、ずるい人のように、乗客によって接し方を変える人が活躍できるでしょう。
2-3.ずるい人の適職3:研究職
研究職とは、新しい製品やサービスに活かすために、未知の原理や技術を発見する職業です。ずるい人が研究職に向いている理由は、以下の通りです。
コミュニケーション能力が高いから
研究職と聞くと、1人で研究室にこもって仕事を行うイメージを抱く人も珍しくありません。しかし、チームを組んで働き、定期的に研究成果の報告や会議を開く場合も多い傾向です。また、ほかの部署とも連携をとらなければならず、コミュニケーション能力が求められます。
ずるい人は、誰とでも物怖じせずに会話を行えます。そのため、ずるい人が研究員になって持ち前のコミュニケーション力を生かして仕事を行うと、自身の成果をほかの人に認められやすくなるでしょう。
情報分析能力が高いから
研究では、大量のデータの中から気になる点を見つけ出し、分析しなければなりません。情報分析能力が高ければ多くの事象を詳しく調べることができるので、未知の物事を見つけやすい傾向です。
そのため、情報分析能力が高いずるい人が研究職になると、新しい発見で世の中をよりよいものにできる人物になれるでしょう。
2-4.ずるい人の適職4:介護士
介護士とは、高齢者や障害者などの介護を必要とする人の生活に従事して、身の回りのお世話をする職業です。ずるい人が介護士に向いている理由は、以下の通りです。
感情を隠すのが得意だから
介護士は、介護施設利用者の食事や入浴、排せつなどの介助を行います。最初は利用者の身体介助に抵抗を覚える人も多い傾向ですが、身体介助をする際に介護士が嫌悪感を示せば、利用者が嫌な気持ちになる可能性があります。
ずるい人は感情を隠せたりコントロールできたりするので、自分にとって嫌な仕事であったとしても、利用者に嫌悪感を汲み取られることがありません。
コミュニケーション能力が高いから
介護サービスの利用者には気難しい人も多く、屈せずにコミュニケーションを取れる人が適正です。さらに、普段から密接なコミュニケーションをとっていれば、利用者の些細な変化やトラブルにも気がつきやすく、アクシデントを減らせます。
ずるい人は高いコミュニケーション能力を持っているため、良好な信頼関係を築ける介護士になれるでしょう。
2-5.ずるい人の適職5:裁判官
裁判官とは、中立性を保ちながら、被害者と加害者の両者の主張を聞き、正しい判決をする職業です。ずるい人が裁判官に向いている理由は、以下の通りです。
感情を隠すのが得意だから
裁判の当事者が感情を込めて発言することはあっても、判断を行う裁判官が感情に流されてはなりません。感情に流されてしまえば、間違った判決を下す可能性があります。そのため、裁判官には、世の中の意見や、自分・裁判当事者の感情に流されず、公正な意見をしっかりと持って的確な判断を行うことが求められています。
ずるい人は人々の意見に流されることがなく、中立な立場を維持できるため、裁判官になると的確な判断を行うことが可能です。
情報分析能力が高いから
裁判官に向いているのは、裁判当事者の話や判例などを分析できる力がある人です。それらを冷静に分析できれば、確実な判断ができる裁判官になれるでしょう。
ずるい人は情報分析能力に長けているので、世の中の役に立つ裁判官になれます。
3.ずるい人が仕事・会社選びで重視するべきポイント
ずるい人は、利益を得るための手段としてずるがしこい手を使います。そのため、「スキルや能力、頑張りが評価されるか」といった点に注目して仕事・選びを行うと、頑張りが利益に反映されやすくなり、楽しく仕事を続けられるでしょう。評価される機会が多い仕事・会社の特徴は、下記の通りです。
4.まとめ
ずるい人には「営業」「タクシードライバー」「研究職」「介護士」「裁判官」といった職業が向いています。また、長く仕事を続けるためにも、評価される機会が多い仕事や会社を選ぶことがおすすめです。
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